【2026/03/03 #maruden_eye 新しい防災気象情報】
前回・今回と2026年の防災に関する話題を取り上げている。今回は新しい防災気象情報について。
2026年5月の運用開始を予定している新しい防災気象情報であるが、既にニュースなどでも紹介されているので既視感がある方も多いだろう。この防災気象情報のリニューアルのポイントは河川氾濫・大雨・土砂災害・高潮など各々に警報、注意報が設置されていたものを、全て5段階評価にまとめるという「情報を受ける側の視点」で整理され、より避難等の行動に結び付く情報提供にアップデートされたことだ。
つまり、どの災害の何の警報、ということを情報を受けた住民側が個々に判断するのではなくて、レベル3なら老人が避難、レベル4なら基本避難。レベル5はとにかくやばいからより安全なところへ逃げる、など、レベルが非難行動と連動している事もあり、非常にわかりやすくなった。
これで怖くなってくるのが実際に警報を出す側の「空振りリスク」だ。もちろん、予想精度は上げていくとしても、あくまで予想ということを私たちは十分認識し、加えて被災するよりは空振りの方がまし、と考えるカルチャーを徹底させるのも重要だ。そういう受ける側の支えがあって出す方も躊躇せず警報を出せるというもの。
防災は誰かがやってくれるというものではなく皆が協力して実現していくものだ、という事を改めて確認しておきたい。
<参考リンク>
新たな防災気象情報について(令和8年~) | 気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/keiho-update2026/index.html

