今回は、ビジネスパーソンであればほぼ毎日目にしているであろうスパムメールについて取り上げたいと思う。
詳細については、トレンドマイクロ is702の参考リンクの記事をご覧頂きたいのだけれど、この記事はよくまとまっていて、まず、どういう実例があるのか、4つの実例を挙げたうえで、これに対する対策を5つ提示している。
迷惑メールの実例として挙げられている四つは、「不正サイトへ誘導するもの」「マルウェアに感染させるもの」「金銭や情報を奪うもの」「誤情報やデマを発信するもの」。もうどれに引っかかっても厄介である。自分が被害者になるだけならまだしも、会社や知人、果ては知らない方にまで大きい被害を引き起こしてしまう可能性がある。これが怖いところである。
対策として5つ挙げられているのは以下。
1.詐欺の手口と実例を知る
2.URLリンクや添付ファイルを不用意に開かない
3.脆弱性対策をおこなう
4.セキュリティソフトを最新の状態で利用する
5.誤情報やデマに惑わされない
まさに、という感じだが、1番から4番は日頃の積み重ねになる。1.については参考リンクのような専門向けでなくて一般向けに書かれた記事からでも十分入手できるので是非、活用して頂ければと思う。
いずれ、自分は関係ないと思っていたら加害者になってしまった、という実例もある。重ねてセキュリティは日ごろの心がけでかなりリスクを減らすことができる。そもそもそういうメールが無ければ、とも思うがそれはコントロールできない話。逆に対策できる部分をキッチリやっていくという対応が極めて健全で建設的だと考えている。
以上