【2020/09/15 #maruden_eye ニューノーマルとビジネスリスク】

 コロナ後の社会を表す言葉の一つに「ニューノーマル」という言葉がある。新しい常識、という事だ。もちろん何と比較してかと言えば、コロナが発生する前の社会における常識との対比で「新しい」という意味。
 詳しくは参考リンク先の記事をご覧頂きたいのだけれど、やはりビジネスシーンにおけるニューノーマルで気になってくるのは、三密、そして、対面のコミュニケーションだ。
 もちろん、首都圏で勤務されている方はここに通勤が入ってくるだろうけれど、地方だとリスクにならない人も多い。ついては、この三密、対面コミュニケーションに絞って話を進める。
 三密に関して言うと、飲食店(特にもバンケット系)、エンタメ、イベント、冠婚葬祭、旅行業界関係の方々は日々頭を痛めている事かと思う。以前は人が沢山集まると良い、とされた業界は殆どこの三密という言葉に苦しめられている。しかし、苦しめられてばかりもいられないので考えるわけだが、いわゆる効率を求めて空間・物理的な密度を上げることができないから、できることと言えば、時間的な密度を上げる事か。
 それ以外の業界でも対面コミュニケーションの見直し、という点では大きい変化を求められるだろう。そもそも、ちょっとした打ち合わせは膝詰めではなくて電話やWEB会議などのリモートで十分、というのが定着していきそう。
 いずれ、好むと好まざるとによらず受け入れていかないと常識外れになってしまうのが、ニューノーマルな話。以前のスタイルにこだわると思わぬところから刺されかねない。そういうリスクもある、という事を認識しておく必要がある。
 いずれ、昔は良かったと懐かしむよりも、今をどう良くするか考えた方が、それこそ、効果的であろう。
<参考リンク>
■「ニューノーマル」に向かう企業のビジネスリスク | BCPリーダーズ2020年6月号 | http://xn--pckta0mo87ok06a.com/

(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社

以上

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